異邦人の謎log

社会に馴染めない異邦人が好き勝手に書くところ。異邦人は某高IQ団体会員。

麻雀の思考法、ポーカーの思考法

【麻雀の思考法】

麻雀というゲームでは選択肢が限られているため、有限な選択肢から、最善な選択をすることが基本的な思考法となる。
具体的には、手牌はツモを含め最大14枚なので、自分のツモ時の選択肢は最大14択である。その中から一つ一つの選択肢の優劣を比較し、最善な選択を繰り返すという思考が、麻雀の基本的な思考法となる。

【ポーカーの思考法】
ポーカーには、特定の状況毎に特定の正着がなく、頻度でバランスをとることが重要になる。
例えばサッカーのPKで、キーパーが自分から見てゴールの中央よりも右寄りに居たとする。
このとき、ゴール右の空間よりも左の空間の方がいくらか広いので左にシュートしたい。
しかし、このような状況で100%の頻度で左にシュートを打てば、キーパーはそれに合わせて、左に意識をできる限り集中するから、むしろ不利になるだろう。
このような場合、選択の頻度を調整することになる。
右にもシュートを打つ必要があるが、その頻度を左のそれよりも低く抑えるのだ。
このようにして、ポーカーでは場面単位で最適な選択を繰り返すというよりも、プレイ全体のバランスをとるという思考法が重要となる。